津軽塗は弘前藩の第4代藩主 津軽信政公が招いた塗師によって発展した、青森県の伝統工芸です。
藤田清正氏の作品展が、弘前市城東のCASAICOで3月31日まで開催され、見学したことをお伝えします。
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清正の見つめた時代
水玉文盤は直径43・5㌢もある大作です。
こちらは津軽塗のなかでも、珍しい技法だとか。
1921年に弘前市に生まれた藤田清正氏は、2005年に84歳で亡くなりました。
「82歳まで津軽塗の仕事をした藤田さんです」
CASAICOオーナーのカサイさんが教えてくれます。
これまでも何度か、弘前ねぷたの牡丹ひらき展や津軽こぎん刺し展の見学をしました。
いつも大変、勉強になります。
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見学は無料
ななこ塗の大皿は、点々で陰影を表現。
菜種の粒を用いた津軽塗の技法がななこ塗りです。
まさに津軽塗の魔術師と思いました。
CASAICOは、金継ぎや津軽塗の工房を兼ねた、素敵なギャラリーです。
作品を展示即売しています。
見学は無料。
CASAICOは津軽塗を「買える・学べる・作れる」ところ。 津軽塗をもっと身近に、オシャレに、日々の衣食住にとけこむことを目指し、 絵画、工芸やファッション小物などと併せてご紹介しております。
併設する漆塗工房では、漆教室を中心に、漆器の製造やオーダーメイド・金継ぎ修理などを承っております。
10:00-17:00
営業日 月に10日営業
カレンダー参照 住所
お友達のユキコさんは、CAICOさんで金継を習得しています。
まとめ
津軽のリンゴ園、晩秋をみごとに表した作品もあります。
画像では伝わらないので、31日までぜひ一度、実際にご覧ください。
津軽塗りの芸術性に改めて感動しました。
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